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共同雑記ブログ『BLOGHIVE PROJECT』です!

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個人輸入〜簡単に始められる中華ガジェットライフ〜

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中華ガジェットの昨今

中華ガジェットライフ、楽しんでますか?一昔前までは中華製品といえば安かろう、悪かろうで褒められたものではありませんでした。

ですが、今は!

国内製品顔負けの高品質な製品が出回っています。

colonel.pixeldreamer.xyz

こちらは私が購入した「Redmi note 6 Pro」のレビュー記事です。この記事を書いたあとも使い続けていますが、この値段でこの性能ははっきり言って価格崩壊です。

 

しかし、中華ECサイトや中華端末を使用するにおいて、やはり気をつけなければならない事もまた存在します。

中華端末購入時の注意点

中華セラーの対応

 

www.bloghive.info

 中華ガジェット購入の第一の壁、ECサイトの利用とセラーの対応です。

まず、有名どころの中華ECサイトと言えば…

  • Gearbest
  • Banggood
  • Geekbuying
  • AliExpress

等、結構な種類存在します。

 で、結構な割合で突っかかるのが英語の存在。日本人である我々は英語を目の前にするとやっぱり萎縮してしまいがちですが、こういったサイトの英語はかなりわかりやすい表現が使われていることが多いので、さほど気にする必要はないと思います。ついでに言えば機械翻訳でも十分理解できますし。

 

しかし、いざトラブルが発生したとき、担当者とのやり取りは基本英語です。こちらもGoogle翻訳とかを使って送る程度で大丈夫ですが、この対応はセラーやECサイト、担当者によってマチマチです。

そして、サポートに日本国内のECサイトと同じ対応を求めてはいけません。基本的に相手側は発送後のアレコレには触れてくれないため、発送方法によっては荷物紛失となってしまう事も。

国際運送会(UPS、DHLなど)を利用する事で、こういったリスクは軽減できるでしょう。

技適認証

国内の無線通信端末には基本、技適認証がなされています。

例:Galaxy S9 +の認証情報

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この郵便マークみたいなのが技適認証マークです。

技適に関して詳しいことはこちら。総務省電波利用ホームページへ。

総務省 電波利用ホームページ | 技適マーク、無線機の購入・使用に関すること

 

で、本題。技適認証されていない中華スマホを使用することは、果たして罪に問われるのか。

答えはグレー。法的にはアウトだが総務省的には使わないでとしか言えないとのこと。

ソースはこちら。

www.itmedia.co.jp

さらに、これに関して実際に電波局に行った人もいる。こちらのほうが生の声なので更に伝わりやすいかな?

tojikomorin.sakura.ne.jp

 

結局のところ、スマホ程度の出力で電波局が飛んできて、即お縄…ってことは考えにくいです。

もっとも、使用時は常に機内モードにしておけばそれに越したことはないでしょう。

購入自体は問題無し、無線通信を行なってしまうと法に問われる可能性アリ

と言うことでしょう。

中華ノートなどの場合は有線LAN接続、もしくは交換可能な場合、無線通信カードを技適認証品に交換することで、問題なく使用できると思います。

こんなものです。

 

保証

期待してはNG。壊れてしまったらそれまで。

もしくは自力修理。国内正規代理店が存在していない以上致し方ありません。

税関

国外からものが入ってくるとき、まずは税関を通すことになります。

以前の記事でも触れているように、スマホやパソコンなどは関税がかからないことになっています。

しかし、それ以外にも輸入品には輸入消費税がかかります。

輸入における消費税の課税:日本 | 貿易・投資相談Q&A - 国・地域別に見る - ジェトロ

こちらは日本貿易振興機構:ジェトロのサイトにつながります。

しかし、少し難しいため、かみ砕いて説明いたします。

 

輸入消費税とは?

まず、国内で販売されている商品には必ず消費税が課されていることはご存知でしょう。

そして、国外からものを購入し、輸入する際にも消費税は発生いたします。

加算形式が個人と企業とでは異なりますが、個人の場合は8パーセントすべて加算されるわけではありません。

これには1万円以下非課税と、0.6倍計算というものが絡んできます。

簡単に言いますと、1万6000円以下の品は結果的に免税されるということです。

少額輸入貨物の簡易税率 : 税関 Japan Customs

個人の方がご自身の個人的使用の目的で輸入する貨物の課税価格は、海外小売価格に0.6を掛けた金額となります。その他の貨物の課税価格は、商品の価格に運送費および保険料を足した金額になります。

 この0.6倍計算と、1万円以下非課税によりものによっては税金がかからないのです。

因みに海外スマホを取り扱っているEtorenなどでは購入代金自体に税金が含まれているので、追加で求められることはありません。

また、ECサイトなどで購入した品であっても、DHLなどを利用することで後で支払うこともできます。

 

…しかし、ECサイトで購入した場合、税関に提出される書類に書かれている金額が税金のかからない程度の値段で記載されていることもあります。そういった場合は…本来であれば税関や税務署などに言うべきなのでしょう。

…正直に言っている人がいればの話ですが。しかし、一種の脱税みたいなものですし、そういった場合はセラーに連絡するのではなく、税務署などに相談するのがいい判断だと思います。

 

私が購入したガジェット製品はズレがないみたいなので毎度毎度DHLから代替請求が来ていますが。

中華製品のメリット

価格の安さ

なんといってもその価格の安さは魅力です。国内流通品で同程度品を探すとなるとどうしてもお高めになってしまいますが、中華品であればお安くなってることが多いです。

さらに中華ECサイトは事あるたびにセールやクーポンをばらまいているので、定価よりお安く買えるタイミングが多いことも安さの原因ではないでしょうか。

ついでに言えば、国内で流通しているものであっても海外輸入するとお安いこともしばしば。

国内未発売品という魅力

他の人があまり持っていない端末を購入し、使用できる。これだけで謎の優越感を感じてしまいます。

変化球品も多い

国内品より、変わったものも多く、スペックも似通ったものが多いですが、最近は高スペック品のものも多く登場しています。

そのため、個人の要求に沿った製品が見つかるかもしれません。

終わりに

一度始めてしまえば、非常に楽しい中華ガジェットライフ。

こういったものが欲しかったのだが、ないなあ…。と言った人も一度各種ECサイトを覗きに行ってみてください。意外と掘り出し物があったりするかもしれません。

個人輸入も慣れてしまえばさほど苦ではありませんし、昔に比べ国際郵送の信頼性も上がっています。

DHLなどの国際宅配便であれば荷物の紛失などのリスクも抑えられます。

国内流通品で味わえないその魅力を一度体験してみてはいかがでしょうか。